- アメリカンフェンスに憧れている
- 設置にかかる費用を知りたい
- 失敗しない選び方を教えて!
無骨なデザインでヤシの木が似合うアメリカンフェンス。
ひと目でわかるおしゃれ感。あなたも憧れを持ってるのではないでしょうか?
しかし、こんな悩みも同時に起こりやすいです。
- 正しい知識がなく購入に踏み切れない
- 選び方がわからないので、ハードルが高い
- 費用が高いイメージがある
本記事は、そんなあなたに向けてアメリカンフェンスの種類、かかる費用、失敗しない選び方まで徹底的に解説します。
先に結論を話すと、PCフェンス(朝日スチール工業)を信頼できる業者に依頼するのが最適解。
「アメリカンフェンスといえばPCフェンス!」というくらいメジャーな商品です。
現役エクステリアプランナー/1級土木施工管理技士のきつね(@ktn_ktn_3)がお送りします。
とりあえず業者がいるか確認
アメリカンフェンスは正式名称ではないので注意が必要です【タイプ別に解説】
ひとことでアメリカンフェンスと言っても、種類があります。
まず、種類を理解して全体像を把握しましょう。
大きく形状で分けると2種類です。
- 金網と枠が別々で組立てが必要←メーカー品
- 金網と枠が一体でパネル化している←通販が主流
金網と柱が別々で組立てが必要←メーカー品
PCフェンス(朝日スチール工業)
「アメリカンフェンスといえばPCフェンス!」というくらいメジャーな商品。
メーカー品は、もともと一般住宅用ではなく公共工事向けでした。
しかし、2020年頃からアメリカフェンスがおしゃれ、かっこいいという風潮が生まれ一般住宅外構用として人気が出てきました。
設置する家が増えてきたと感じます。
よく公共施設にあるグリーンの金網フェンス(ネットフェンス)が兄弟分。
違いは色と枠の形状です。
アメリカンフェンス→枠が丸パイプ
グリーンの金網フェンス→枠がL型のアングル
この違いだけで不思議と見た目・雰囲気がガラッと変わりカッコよくなりますね。
ここで1つ注意点ですが、リクシル製のアメリカフェンス(1型)は別物です。
知らないと誤発注の可能性もあるので、業者に説明する時は注意しましょう。
逆にリクシル製のような洋風フェンスをピケットフェンス(ガーデンフェンス)と呼びます。
ピケットフェンスが好きな人もいるので、混同せず正しく選べればオッケー!
金網と枠が一体でパネル化している←通販が主流
- アメリカンフェンス
- USフェンス
調べてみると通販メインの商品は、ストレートなネーミングの商品が多かったです。
パネル化している金網を単管パイプ、または専用のスタンドに金具で固定するという商品。
枠の角が丸みを帯びているデザインが多めです。
最近では、ジョイフル本田やビバホームなどのホームセンターの店舗で取り扱いが出てきています。
カインズホームは、ネット通販で取り扱いがありました。
コメリの通販では確認できず。
1番おすすめなアメリカンフェンスはPCフェンス(朝日スチール工業)【メリット・デメリットを解説】
以下を考慮して考えると、PCフェンスが1番おすすめです。
PCフェンスのメリット
- 見た目がかっこいい(好み)
- 強度、耐久性が強い
- 意外と安い
- 長い延長にも対応可能
PCフェンスのデメリット
- diyがむずかしい
- メッシュタイプのフェンスよりは高くなる
- 業者からしか購入できない
通販品のメリット
- diyしやすい
- 在庫があればすぐ手に入る
- 短い延長向き
通販品のデメリット
- 見た目が個人的に好みではない
- 意外と安くないので、長い延長には不向き
- 強度や風に耐えられるかが心配(スタンド式のため)
憧れのアメリカンフェンス(以下、PCフェンス)設置費用はいくら?
ここでは、みんな気になる費用を解説します。
PCフェンスの場合【意外と低価格で設置できます】
おすすめのPCフェンスを10m設置するとして算出します。
規格は下記。1番スタンダードな規格を選びました。
今回選んだ規格は「A1200 3.2×56 300gメッキ」です。
A1200 | 120㎝の高さ |
3.2 | 金網の太さが3.2mm |
5.6 | 網目の大きさが5.6mm |
300g | 亜鉛メッキ塗装が1m2で300g |
実際に計算していきます!
パネル1mあたり(柱含む):6,030円×値引き率65%=3,920円
10m分:3,920円×10m=39,200円
柱割増し定価:4,100円×値引き率65%=2,665円
合計:41,865円
施工費:25,000×2人=50,000円(経費込)
1mあたりに換算すると9,186円
8,000~12,000円/mを基準で考えればオッケーです。
ただし、ブロック上のコア抜きやコンクリートを壊す作業は別途。
- コア抜き
- 専用の機械でフェンスを建てる穴を開ける作業。
- はつり作業
- コンクリートを壊す作業を「はつり作業」と呼びます。業界では一般的な表現。
通販の場合【意外と高い】
1枚で10,000円切る商品は見当たりませんでした。
1辺が90㎝で作られているので、1スパン2mのPCフェンスより割高になりがち。
メーカー品のPCフェンスの方が高くなるイメージですが、実はそんなに差がありません。
むしろ、PCフェンスの方が安いです。
意外ですよね!
PCフェンスの費用を抑えるテクニック
家の周りをぐるっとフェンスを付けると、思いのほか高額になりがち。
見積り書を見てびっくりした経験があるのではないでしょうか?
PCフェンスを手に入れつつ、費用を抑える場合は下記の方法がおすすめです。
- メインの庭、家の正面はPCフェンス
- 外周部をメッシュフェンス
- 必要なだけの高さのフェンスを選ぶ
個人的には150㎝の高さがあった方がしっくりきます。
低すぎると逆にかっこ悪い。
現場状況によって変わるので、迷ったら施工業者とよく相談・打ち合わせをして下さい。
1つ注意点ですが、高さは必ず現地で確認しましょう。
イメージで話をしてもいいことは1つもありません。
必要な量、高さを見極め、かしこくお庭をグレードアップ!
PCフェンスのdiyはおすすめできない【diyならサインプレートでのカスタマイズを楽しもう】
PCフェンスのdiyはおすすめしません。
パネル式とくらべて工程が多く、複雑な手順だからです。
慣れていない人にはきつい作業。というかおそらく組み上がらないです。
通販のパネル式ならdiyオッケーですが、フェンスが倒れない配慮は必須です。
業者からしか購入できないという商流もネック・・・
本当は自分でやりたかったのに・・・
そんなdiy気質な人は、設置後のサインプレートでカスタマイズを楽しみましょう。
Amazon、楽天市場などで「サインプレート、アメリカン」と検索するとたくさん出てきます。
種類があるので見ているだけでわくわくできるはず!
個性も出せるのでおすすめです!
【よくある疑問】PCフェンスは錆びる?
結論、自分が生きている間に錆びる可能性は低いです。
朝日スチール工業様のHPの資料を参考にさせて頂きました。
- 都市工業地帯での耐用年数62年
- 田園地帯での耐用年数113年
- 海岸地帯25年
塩分が耐久性に影響すると想像できる海岸地帯でも25年という耐久性を誇ります。
田園地帯ではまさかの100年オーバー!
【まとめ】アメリカンフェンスの正しい選び方は【PCフェンスを業者に依頼】
アメリカンフェンスが欲しい人は、PCフェンスを業者に依頼するのが最適解です。
強度、見た目、低コストを兼ね備えたバランスのいい選択。
diyで失敗して結局業者頼みにならないように注意して下さい。
外構では最低2社、できれば3社から相見積りを取り比較・検討の上判断をしていきましょう!
それだけで大失敗を避けられるし、失敗する確率を減らすことができます。
合わせて、価格を抑えるテクニックについても解説しました。
- メインの庭、家の正面はPCフェンス
- 外周部をメッシュフェンス
- 必要なだけの高さのフェンスを選ぶ
参考にしてぜひ理想のお庭を手に入れてください!少しでも力になれればうれしいです。
下記の記事では、業者選びで失敗しないための方法を徹底的に解説しています。
こちらもぜひ参考にして下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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記事以外の内容でもオッケーなので、お気軽に問い合わせ下さい!(匿名可)
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とりあえず業者がいるか確認
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