- 購入した物置を長持ちさせたい
- すぐ実践できるかんたんなメンテナンス方法はないかな?
- できるだけ具体的に説明して欲しい!
この記事は、購入した物置を長持ちさせるメンテナンス方法について書いています。
メンテナンスによって車の塗装持ちが変わるように、物置でも差が出てきます。
すぐに実践できるように具体的な方法に落とし込んで解説していきますね!
現役エクステリアプランナー/1級土木施工管理技士のきつね(@ktn_ktn_3)がお送りします。
物置最大の敵はサビ
市販されている物置のほとんどが鉄製です。
鉄はサビるものなので、メンテナンスなしでは長持ちさせられません。
物置は明確にメンテナンスが必要な商品です。
ここは購入するのであれば必ず把握しておきましょう。
しかし、メンテンナスしてる人は少ない
しかし、「私物置のメンテンナスしてます!」と自信をもって言える人はどの程度いるでしょうか?
ほとんどいないはずです。
これには明確な理由があって・・・
『物置の使用頻度が少なく気にならなくなるから』です。
そもそも使用頻度が高いものを物置にはしまわないので。
設置位置にもよりますが、物置を全く目にしない時間が長い人も多いでしょう。
物置を長持ちさせるメンテンナスの3原則
具体的な方法を解説する前に、最低限おさえておくべきメンテナンスの3原則を解説します。
物置のメンテナンス以外にやることあるし・・・
あれもこれもできないよ!
そんな人はぜひ最低限この3つをおさえて下さい。
傷つけない
サビが発生する主な原因は傷です。
一番傷がつきやすいのは、物を出し入れする時。
どんなに慎重に扱っても100%はないので、対策は必須です。
放置しない
傷を含め、汚れや雨どいのつまりを放置しないことが大切です。
具体的な方法は後述します。
入れない
不安要素のあるものはそもそも入れないようにしましょう。
代表的なのは、漬物だるなど塩分の強いもの。
具体的な7つのメンテナンス方法
ここからは、具体的なメンテナンス方法の下記7つを解説していきます。
- 傷つけない
- 放置しない
- 入れない
- 補修する
- 養生する
- 台風対策をする
- 設置場所を考える
傷つけない
傷つけないためにまず床にコンパネを敷きましょう。
王道ですが、傷に対して効果的です。
荷重を分散させられるという意味でもいい対策。
じゅうたんのように湿気を含みやすい素材は逆効果になるので敷かない方が無難です。
見落としがちなのは、施工でつく傷。
業者に依頼、diyに関わらずチェック必須です。
依頼した場合は、業者が帰ってからでもいいので下記をチェックしましょう。
- 明るい時に
- 荷物を入れる前に
- できるだけ早く
帰ってからじゃあ後出しみたいで気が引ける・・・
これにも対策フレーズがあるので、安心して下さい!
- 旦那(妻)が帰ってきて確認したら
- 明るくなって確認したら
依頼した先が優良業者なら真摯に対応してくれるはずです。
放置しない
放置してはいけないのは、次の5点。
- 傷
- 汚れ
- レールにたまった砂
- 鳥のふん
- 雨どいのつまり
放置すると全てサビの原因になります。
タクボ物置は標準で雨どいがついているので、木の下で葉っぱが落ちやすい場所に要注意。
鳥のふんも塗装を痛める原因になるので、放置せず早めに落としましょう。車と一緒ですね!
入れない
長持ちさせるなら入れてはいけないものがあります。
何かをするわけではなく、入れないだけなので簡単に実践できますね。
- 塩分の強いもの
- 化学肥料
- 重たいもの
- 濡れているもの
- 足がついているもの
補修する
どんなに気をつけていても100%はあり得ません。
知らず知らずのうちに傷がついていたなんてこと普通にあります。
その時は早めの補修をおすすめします。
補修方法は程度によって2パターン紹介。
- 傷はついているがサビていない
- 車用のタッチアップペンが1番お手軽に補修できます。
しかし、物置の同色がありません。
色が気になる人はメーカー・販売店に問い合わせて補修材をを入手しましょう。
- 傷ついている+サビ
- 傷がサビている状態では浮き・はがれが起こりやすくなります。
せっかくの塗料の効果も薄れてしまうのでおすすめできません。
サビを落としてから塗装しましょう。
防錆剤入りの塗料やサビの上から塗れる塗料も市販されているのでチェック。
養生する
床コンパネも養生の1種ですが、他にも養生材はあります。
ホームセンターに売られているだけでもかなりの種類がありますね。
値段も高くないので、用途に合わせて選択しましょう。
- 養生用毛布←重たいもの
- プラダン←床、棚の上
- 養生テープ←大きいもの出し入れ
- マスキングテープ←塗料
- マスカー←塗料
テープ類は放置すると塗装ごとめくれてしまうので、すぐに剥がしましょう。
台風対策をする
転倒防止工事は100%ではありません。
油断していると物置ごと転倒してしまう恐れのある台風。
かんたんなので、面倒くさがらずしっかり台風対策しましょう。
メンテナンスどころではなく全損、近隣にまで影響がでるなど最悪なケースもあります。
- 鍵の本締め(仮ロック✕)
- 重たいものを下へ移動
- ロープで固定
- カタツキの確認
- 固定金具を確認
設置場所を考える
そもそも論ですが、設置場所によっても寿命が左右されます。
業者がアドバイスをくれないパターンもあるので、自分自身が把握しておくことが大切です。
- 排気口の近く
- 雨・雪が直接あたる軒下
- 地盤がやわらかい場所
- 風がぬける場所
- ベランダ、屋上
こんな場所には設置しないようにしましょう!
意外とありがちなのは軒下なので、要注意。
まとめ
長持ちさせるためのメンテナンスは、むずかしくありません。
知ってさえいれば実践することができます。
今回解説した7つも全然専門的ではないです。
- 傷つけない
- 放置しない
- 入れない
- 補修する
- 養生する
- 台風対策をする
- 設置場所を考える
後はやるかやらないかです。
ですが、収納する大切な荷物の寿命にも影響するので、放置している場合ではありませんね。
しっかりメンテンナスして快適な生活を手に入れて下さい!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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