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【外構工事】バリカー(車止め)を徹底解説!【防犯効果もあり】

2020年10月6日

バリカーアイキャッチ
  • バリカーを設置して得られる効果は?
  • どんな種類と特徴があるの?
  • どんな人におすすめできる?
  • 設置にかかる費用を知りたい!
  • diyできるかどうか教えて!

外構だけではなく、道路や店舗でもよく見かけるバリカー(車止め)。なんとなく素通りしがちですが、しっかりと役割を果たす働き者です。

正しい知識を持つことで外構でも効果的に設置できるものなので、本記事では基礎知識から詳しく解説します。

この記事を読み終わるころには、あなたもバリカーマスター!

現役エクステリアプランナー/1級土木施工管理技士のきつね(@ktn_ktn_3)がお送りします。

バリカーの基礎知識

気になる!バリカーの由来と正式名称

バリカーは、barricade(バリケード)とcar(カー)を組み合わせた造語です。バリカーの大手メーカー帝金株式会社の創業者が名付け親。

造語のため正式名称はそのままバリカー(BARICAR)です。業界では、一般的な名詞として普及しています。

バリカー以外の呼び方もある?

  • 車止め
  • ボラード
  • ポストコーン

車止めの場合は、コンクリート製の置き型(タイヤ止め)も含みます。

ボラードの場合は、バリカーとほぼ同じ意味です。

ただし、U型のバリカーをボラードとは呼ばないので、「I型バリカー=ボラード」と理解するといいです。

ポストコーンはソフトタイプを差すことが多いです。(歩道に立ってる柔らかいオレンジポール)

【バリカーの効果】目的に合わせた使い方をしよう

バリカーの効果は、主に目的は下記の3つです。

  • 防犯(盗難)
  • 飛び込み防止
  • 進入禁止の標示

バリカーの種類によって、性能の違いがあるので目的にあった製品を選択することが大事です。

それぞれ詳しく見てみましょう。

防犯(盗難)

車の盗難防止に効果を発揮します。

物理的に車の出し入れを抑制するのはもちろんですが、窃盗犯はチェーンなどの音が出るものを嫌う傾向にあります。

そもそも立ち入られないようにするという意味でも効果があります。

飛び込み防止

車に飛びこまれたくない場所に設置することで効果を発揮します。衝突すると車もダメージが大きいので自宅で使用というより店舗向けな効果です。

自宅では飛び込みとまではいかなくてもブロック積みの角などに設置すれば、ぶつける確率を減らすことができます。

要は視覚的に車を誘導できるわけですね。

進入禁止の標示

住宅街で角地の場合、車や歩行者がショートカットして敷地に入ってくるという事例があります。勝手に入られるのは、気分がよくないですよね。

ブロックを積んでクローズドな外構にすれば解消できますが、コストがかかる・・・

そんな時、バリカーを建てるだけで物理的・視覚的に侵入を防げます。チェーン付きにすればさらに効果アップ!

バリカーの購入をおすすめできる(できない)パターン

口コミ

一般住宅への設置を想定して考えました。

おすすめできるパターンに当てはまる人はぜひ最後まで記事を読んで下さい。

おすすめできるパターン

  • 車の盗難などの防犯を考えている
  • 車の出入りが頻繁でない
  • オープン外構なので囲いが何もない

例えば、「価値のある車を持っているけど休日しか乗らない」、「昼間家族で留守にすることが多いので車が心配」など。

こんな人にはバリカーを1つの手段としておすすめします。ぜひ本記事を最後まで読んで下さい!

おすすめできないパターン

  • 車の出し入れが多い
  • 自分で必要性を感じていない
  • 図面に書かれているからなどなんとなくな人

バリカーの開け閉めは、毎回のことになるとだんだん面倒になってきます。やったことある人なら理解してもらえるでしょう。面倒になった結果、使わなくなってしまうパターン。

そんな姿が想像できたら、採用しないことが無難です。車の出し入れが多い人にはおすすめできません。

もしも、車の防犯のため目的であれば、センサーライトなど他の方法をおすすめします。

3種類のバリカーと特徴

上下式【おすすめ!】

収納できる長い筒を地面に埋め込み、本体ポールを上げ下げして収納するタイプ。

一般住宅ならこのタイプが主流です。

上下式の中にも種類があるので紹介しておきます。

チェーンを内蔵しているタイプ→チェーン内蔵式
チェーンを上部の取っ手に通すタイプ→チェーン通過式

僕のおすすめはチェーン内蔵タイプです。

価格は高くなる傾向にありますが、スマートさが好き。

脱着式

短かめな筒を地面に埋め込み、本体ポールを差し込むタイプ。上下式のように地面に収納できないので、別に保管する場所が必要になります。

あまりスマートではない印象です。

固定式

構造的に1番強度が出るタイプです。設置したら移動も取り外しもできません。

しっかりした計画と目的も持って設置するのであればオッケーです。

形状で分けると2種類

1本棒のIアイ型と逆コの字のU型があります。U型はよくコンビニの駐車場で見かけますね。

役割は車の飛び込み防止の目的です。

実体験ですが、僕の横に駐車しようとした車が踏み間違えてバリカーに突っ込んだのを目撃したことがあります。

バリカーがなかったら、あのファミリーマートは確実にニュースになってましたね。

U型は、横型・アーチ型と呼ばれることもあります。

または、プリウスガード。SNSから作られた言葉ですが、由来はかんたんに想像できると思います。

よくコンビニの店舗前に設置してあるやつです。

素材で分けると4種類

金属製だとスチールとステンレス製。

金属以外だとゴムやプラスチック製。

公園などの景観を重視する場所には石材タイプが使用されます。

外構で使用するのは主にステンレス製なので、検討される人はここだけ見ればオッケー!

施工、材料の価格【参考】

上下式バリカー(チェーン内蔵)の材料費と施工費の1例です。

ポールの太さは直径48.6mmの製品で想定。

材料費:1本15,000~20,000円施工費:1本8,000~12,000円

1本23,000~32,000円が相場。

上下式のチェーン通過タイプだとマイナス5,000円程度です。

ネットにあまり情報がない所ので、1つ参考にしてみて下さい!

主要メーカー

  • 帝金
  • サンポール
  • 各エクステリアメーカーでも取り扱いあり

取引している会社によりますが、うちの会社は帝金サンポールを使うことが多いです。

メンテナンスと破損した場合の交換について

メンテナンス

基本的に不要です。

強いて言うなら、着脱式で差し込み口の掃除くらい。海沿いの地域で使用する場合はサビの心配があります。

ステンレス製の製品でももらいサビが付着することがあるので、早めの掃除が必要です。

破損した場合の交換

車周りに設置するので、ぶつけて破損というパターンが発生します。

上下式と着脱式で、地面側の筒の損傷がなければポールのみの交換が可能です。

固定式が破損すると全交換確定です。車のダメージもかなり大きいので注意が必要です・・・

diyや施主支給は可能か?

diyは条件がよければ可能

着脱式と固定式は条件がよければ可能ですが、労力は大きくかかります。
(下地が土もしくは砂利でモルタルが練れるくらいの実力と水平器があれば可能)

上下式のdiyはできないと思った方がいいです。

理由としては、掘り込む深さが70~90㎝と深くなるからです。

どちらの場合も、下地がコンクリートなら諦めて業者に相談しましょう。

施主支給は基本的にむずかしい

施主支給は基本的にむずかしいです。

理由は下記の3つです。

  • 施工費だけになるのを嫌がる業者が多い
  • 材料込みの価格設定が基本
  • そもそも依頼されることが少ないので対応できない

ただし、例外も存在するので基本的にという表現を使いました。

100万円を超えるような大きな規模の1部として施主支給を希望するなら可能性があります。

ここは業者しだいなので、相談してみることをおすすめします。

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まとめ

バリカーのまとめ

  • 車の出し入れが少ない、オープン外構の人にはおすすめ
  • 少し値段が高くなるが、スマートなので上下式のチェーン内蔵タイプがおすすめ
  • 施工費込みの値段は、上下式(チェーン内蔵)で1本23,000~32,000円
  • 施工は基本的に業者に依頼
  • メンテンナスはほぼ不要だが、壊れたらポールのみの交換が可能(固定式は全交換)

いかかだったでしょうか?

一般の人にはあまりなじみのない内容だったと思いますが、基礎知識を持って失敗のない外構を手に入れましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

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