- またエクステリア商品が値上げ?
- 値上げが多すぎてよくわからない……
- 値上げ情報をまとめて教えて!
2022年は2~4月にかけてエクステリア商品の値上げラッシュがありました。
各メーカー10%程度の値上げ状況です。
2022年7月1日時点、値上げ情報が上がっているのはつぎの5社。
- LIXIL
- 三協アルミ
- イナバ物置
- ヨドコウ
- タクボ物置
今回は2022年下半期(7月~12月)の情報をメインに解説します。
正直、値上げが多く業者もお客さんも現状を把握しづらいので、情報をまとめました。
前回の値上げにも触れつつ解説していくので、2022年の情報がまるわかりです!
現役エクステリアプランナー/1級土木施工管理技士のきつね(@ktn_ktn_3)がお送りします。
値上げの原因は生産コストの増加
相次ぐ値上げの原因は、生産コストの増加です。
- 原材料費の鋼材
- 燃料
- 関係資材
- 運搬コスト
- 人件費
これら全てのコストが増加し、企業内で受け止めきれないことが要因です。
実際に外構に使う鋼材(鉄筋やワイヤーメッシュ)もどんどん値上げしています。
LIXILは2022年10月3日より値上げ(2回目)
前回4月1日は、 1部商品で約10%の値上げを実施しました。
1部商品の例
- カーポートSC >>関連記事はこちら
- アーキフラン(後方支持カーポート) >>関連記事はこちら
- 鋳物フェンス >>関連記事はこちら
- デザイナーズパーツ
- ガーデンルーム
比較的高価格帯の商品が値上げの対象でした。
今回10月3日は、4月1日に値上げした商品を約5%、していない商品を15%の値上げ予定です。
全体的に15%アップすることになるので、かなり大きい変化です。
三協アルミは2022年11月1日より値上げ(2回目)
前回2月1日は約10%の値上げ、今回11月1日は8~20%の値上げを予定しています。
商品によっては20%以上変わってくるので、お客さんの負担も大きくなります。
現段階で1番値上げ幅が大きいのは三協アルミです。
下半期に値上げ予定のないメーカー(今年1回のメーカー)
下半期に値上げ予定のないメーカーはつぎの5社。(2022年7月1日時点)
それぞれ3~4月に1回値上げしています。
- YKK AP(4月1日)
- 四国化成(4月1日)
- タカショー(3月1日)
- エスビック(4月1日)
- ユニソン(4月1日)
今後発表される可能性もあるので、要チェックなメーカーです。
今年1回も値上げしていないメーカー
大手で値上げしていないメーカーはないです。
今後の動きを予想
全体をみると、まだまだ値上げ幅はまちまち。
他メーカーに追従する動きがあるので、値上げはまだまだ止まらないと思います。
今後の動きは、こまめにチェックする必要がありますね!
まとめ
順次発表があるので、情報を追っていきます。
しかし、20%の値上げは正直痛い……
50万なら60万、100万なら120万と高額商品なほど痛手。
この差は『発注が間に合うかどうか』だけです。
間に合うのに見過ごして欲しくないです……
早めに相談する環境を作れば、こうした失敗を回避できます。
前月に発注して取り置きも1か月くらいなら可能なので、相談してみましょう。
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